しらりー

ディア・エヴァン・ハンセンのしらりーのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

深すぎた。賛否両論はあると思う。真面目な人、完璧主義者な人、友達はいても100の自分を出せない人、何か悩んでいる人にはオススメ!
心に響くストーリーだったと思う。
ラ・ラ・ランドとグレショを超えれるかっていうのが少なからず皆の、ファンの意識としてあったと思うけど、いい意味で違う超え方をしてきた。涙が止まらなかった。
最後、親友である事の嘘を暴露した後も、エヴァンが諦めずに色んな人に話を聞きに行って本当の彼を見つけようとした所もすごい落とし所として良かった。笑 ハッピーエンドに媚びないところ好き。
途中もめちゃくちゃ泣けたけどこれ嘘ついてるよね!?って思っててラストがすごい気になってたけどとても良き。
エヴァンの本当の母親の気持ちも、病人扱いされてでも壊れている自分を見せたくなくて、そんな中ありのままの自分の話を聞いてくれるコナーの家族に会って、すべてを真実にしたくて、信じて、でも壊れて。1人の人間の更生と誰もが闇を抱えて、素の自分を見せることができない人の闇の深さが伝わったし、社会性を問いかけるストーリーだった。
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