小林

ディア・エヴァン・ハンセンの小林のネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

これがミュージカル映画では無かったらこんなに号泣してなかったかも。
歌の力って凄いと改めて思ったし1曲目から泣いてる自分に え?!ここ泣く場面で合ってる?! と疑ったけど、周りのお客さんももう泣いていた
歌詞の日本語字幕の変換が素敵すぎた、
木から落ちたこと誰にも気づかれてないけど、まず、木から落ちた時の音も誰も聞いていない…
みたいな歌詞、なんて寂しいんだ
でもコナーとエヴァンの嘘の思い出の歌の中には
何もしていないけど2人ただ一緒に時間を過ごした、一緒にいるだけで、最高の日だった
コナーとの真実の思い出ではないけれど、エヴァンがこう歌ってくれたから家族は楽になれたし、観てるわたしたちもなんだか本当の思い出を聞けたかのような気持ちになれた。
そしてまさかのエヴァンもコナーと同じように自分から命を絶つという行為をしていた、という付箋改修。だからこんなにコナーの気持ちを歌にできたんだ、と気づいた。
コナーの家族、特に母の優しさにも胸打たれたし、エヴァンの母の昔も今も、もしかしたらこれからも、足りないことはあるけど、エヴァンを愛してることは変わらないとと伝えてたところも良かった。
SNS問題についてくどさが無く描かれていたと思う。
小林

小林