とも

ディア・エヴァン・ハンセンのとものネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

AGTで You Will Be Found / Ben Plattを歌った
ブラウン兄弟の回がめっちゃ好きで、YouTubeで探すと
(from Dear Evan Hansen)ってついてて
Evan Hansen?誰?てなって
ググってるうちに辿り着いた映画。
なにから知るか分からんもんだ笑

主人公Evanに嫌がらせしてきた
他人に等しいスクールメイト、コナーが自死を図り、
その亡くなった子の親があるきっかけで
Evanと息子は親友だったと勘違いする。

本当は違うけど
そのように演じることを選んだEvanの
優しいウソから始まった作り話はSNSで瞬く間に広がり
本当のことを言えないまま話が大きくなる。
それにつれて辻褄が合わなくなり始め
ウソを突き通せなくなった先は、、

その最後のシーン然り、それまでも好きすぎる。
先にYou Will Be Foundの曲だけめっちゃ聴いてたから
劇中でEvanが歌い出すシーンは鳥肌立った。
あれはきっとコナーの代弁でもあった気がする。

人前で上手く話せないEvanを笑い物に
スマホを向けるシーンは胸が痛んで
怒りが込み上げる感覚やったけど
向ける目がある瞬間から変わった、
そっからめちゃくちゃ好き。

なにかあれば都度世間は相手を見る目を変える。
寄り付いたり寄り付かなくなったり。
ひどくわかりやすい。でもそんな世界だけでもない。
自分をずっと見てるのは自分だ。

ミュージカル映画の、喋るように歌う様は素敵すぎてて
Evanのそれにはすごく魅力を感じる。

内容に寄り添った劇中歌が良すぎてサントラ欲しい。
そう思ったのはonce以来。
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