このレビューはネタバレを含みます
ファンからは評判低いみたいだけど、自分は面白いと思ったなあ。市役所のエレベーターのシーンなんてシリーズ屈指の緊迫した場面だと思うけど。
悪役のゾーリンもメイデイもキャラが立ってるし、何と言っても集積回路を売りたいからシリコンバレーを沈めるっていう計画がわかりやすく壮大でいいよね。
あと地味に衝撃だったのが、ボンドがステイシーに料理を作ってあげた上に寝室に入っても何もしないこと。年齢的にも無理があるし、ムーア自身が嫌がってたのもあるけど、80年代のフェミニズムの高まりも関係あるのかもと思ったり。まあ最後は「事後処理」しちゃうんだけど。
これでロジャー・ムーアとロイス・マクスウェルとはお別れ。7作も連続で見れば愛着もわくし結構寂しいな。お疲れ様でした。