「ジェームズ・ボンド」シリーズ第14作目。
そしてロジャー・ムーア版007最終作。
個人的にロジャー・ムーア版007かなり好きだったんだけどこの作品は正直イマイチだったな〜。
ロジャー・ムーアの007で印象的だったユーモアを交えつつのストーリー展開は今作ではほぼなく、真面目にスパイしちゃってる。真面目にスパイするのは良いけどやっぱりギャグも入れつつじゃないと満足できない。
ストーリー自体も途中までは無駄に人いっぱい出てきて誰が誰やら分からなくなるし、プロットもごちゃごちゃしてる。
後半以降は分かりやすいド派手な映像が連続するし、ストーリーも分かりやすくなってくるから俄然面白さは増してくる。
今作のド派手な映像、本当にド派手。爆発シーンは勿論あるけどそれ以上に終盤の炭坑でのシーンの迫力は物凄い。
今作のクリストファー・ウォーケン演じる悪役の存在感はかなりある。行動もかなりイカれてるものが多い。