初めて出来た彼女はダンサーだった。
彼女との初めてのデートは夜の公園で、今やってる振り付けを教えてもらいながら一緒に踊った。そんな彼女の誕生日に３つの袋を用意し「彼女のほしいもの、彼女の好きなもの、はずれ」をそれぞれに入れて渡した。当時の自分はサプライズをしたがりボーイだったので「めちゃいい誕生日プレゼントあげれた！」と渡した後は興奮していたのだが、その夜彼女から別れたいときりだされた。
「あなたのこういうところが嫌」

同性愛をテーマにした今作、九条シネヌーヴォで行われてる雨傘運動〜昨年まであった香港民主化デモまでの香港の今の姿を映し出す【香港インディペンデント映画祭】にて観賞

上映前に主催であるリムカーウァイさん（彼の作品何作か見たことある）のスピーチで「今作はデモとは少しそれるテーマですが、今の香港を見てほしいので選びました」と普段見れない映画を見たいだけで参加した私にはピッタリ。

香港版ムーンライトと言われるだけあって、香港の夜の描写がとても好き。街頭に照らされながらチャリンコを走らす姿がとってもよかった。

彼女の家に行くのに自転車で1時間近くかかったが、夜中に大通りを自転車で走らせて彼女の家に行くのは毎回楽しく自転車をこぐスピードはいつもより速かった。辛い過去ではあるが良い思い出だったのは間違いない。劇中の少年も辛い気持ちにさせられたけど、自転車での思い出は大事にしてほしい。

香港で学習塾を経営するジミーは、気まずい別れかたをしてしまった同級生・ケヴィンとの１０年ぶりの再会を求め、オーストラリアの療養施設を訪れる
再会ののち、ケヴィンは香港に戻りジミーの塾で講師として働き始めるのだが...

☆

ゲイ映画というよりBLの枠だろうなぁと思った
片方には女の恋人がいて、この女がかませ犬？みたいな扱いで出てくるっていう

こういうテーマの映画が香港で製作されること自体に意義があるのかもしれないけれど、香港の人間ではない私にとっては一本の映画として観ていて特段面白いとは感じられなかった

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