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渇きと偽りのchipのレビュー・感想・評価

渇きと偽り(2020年製作の映画)
3.8
324日間雨が降らない…
広々とした大地は乾ききっていた。
ひび割れた地面が干ばつを物語っている、
そんな土地で起きた一家惨殺事件。。
先が全く見えない展開に、すごく引き込まれた。

空は高く青い、
それなのに始終重い雰囲気がたちこめていた。
小さな町の閉塞感がヒシヒシと感じられた。

意外なところにあった真実、
犯人が火をつけようとしたシーンは…
私もドキドキした。
乾ききった土地に火が回ったら…!!!


この殺人事件と、
20年前の少女の水死事件と…
パズルのピースが見事にハマっていった。
エリック・バナ目当てに観に行ったけれど、
思いがけずいい作品に出会うことができた。
誠実な土地の警官が無事でよかった~

原題は「The Dry」
緊張感のある展開に私のノドもカラカラでした。
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