おーとり

渇きと偽りのおーとりのレビュー・感想・評価

渇きと偽り(2020年製作の映画)
4.0

面白い!こいつは掘り出し物です!

過去と現在の事件を行き来する物語なので当然ながら登場人物の名前と容姿は両方覚えなくてはいけません。それほどの人数ではないのですがこれのせいで物語に没頭するまでの時間をちょっと費やします。(若かりし主人公の配役はもう少し似ている人を使って欲しかった…)

ですが本線に話が乗ってくると中盤からミスリードを誘う絶妙なシーンが満載に!いや、おかげであの人もこの人も怪しく思えてきます。

過去の事件の顛末と現殺人事件の真相は一体…

結果、過去・現在の事件も自分の予想とはまるで違う結末でした。
いや素晴らしい。今の所自分が今年みたサスペンス映画の中ではトップクラスです。

それにしても何故これほどの作品がBlu-rayおよびDVDで日本発売されていないのか… むー、納得いきません。
原作小説は結構有名らしいですが… オーストラリア映画というだけで過小評価されているとしか思えない。
今年の2月に続編も上映されているらしいので…お願いします!どこかで配信プリーズ!

サスペンス映画がお好きな方にお薦めしたい良作です。
それほどの派手さはありませんがとても良く出来た作品だと思います。
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