おーとり

プロミシング・ヤング・ウーマンのおーとりのレビュー・感想・評価

3.8

良作。「五人目」がよいスパイスになっています。

行き過ぎたフェミニズムを感じない常識的な範囲内に収まっている作品だと思えるのでその辺りの思想もあまり気にしないで視聴できます。
友人も当時の状況もぼかして描かれているので全てがかっちりとパズルの様にはまる作品ではありませんがそこがまた素晴らしい。

当時不起訴になった犯人にどうやって復讐をするのか…

なるほど。不確定要素が多すぎる気がしますが上手くやり切りました。(主人公頑張った!えらい!)
最後のあの刃物とかも… 偽物だったのかもしれませんね。

ひと段落した後に流れてくるメールの文章が如何にも主人公らしく軽いため視聴後の後味もそれほど悪く感じません。
リベンジサスペンスとしてはかなり優秀な部類に入る作品ではないかと…

お薦めです。ただあからさまな性的描写こそありませんがそういった事が本筋の作品ですので人を選ぶとは思います。
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