オンライン試写会にて視聴。
IPアドレスがでっかく画面上に上乗せ表示されており、最初は面食らったが、最後は全く気にならなくなっていた。のめり込める映画は些細な視聴環境を超えると思った。
感想としては、淡々とした犯罪短編小説を読み終えたような、堅実、無駄なくレトロな後味が残る映画。
騙し合いのアトラクション的でグイグイ引っ張るような運びではなく、淡々と信じれるもの、信じられないものが描かれる。そして最後に本当に信じるものが明らかに・・。
「触媒コンバーター」という言葉を視聴前に調べておくといいと思う。
面白かったのはカメラのレンズ。
かなり周辺減光、歪みが目立ち、背景ボケも見事に渦巻き状になっており、レトロなレンズか、あえてその味を残したレンズを使用してるのではないかと思った。英語サイトでも本作のレンズを気にしているチャットがあり、そこではMeike製ではないかという意見もあった。