ありさ

場所はいつも旅先だったのありさのネタバレレビュー・内容・結末

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

松浦さんの本はいくつか読んでいるけれど、シンプルなのに私の思慮が浅くて浅くて入っていけなかった。松浦さん監督作、そして小林賢太郎朗読(しかも色々あった時期)が私にとってすごくいいタイミングでU-NEXTに入ってくれて歓喜した。ゆえにエンドロールの#小林賢太郎を応援します は気になってしまった。旅の終わりの、特別なとっておきのタイミングで観ようと考え、今日。旅は暮らし、つまり旅以外の部分によって形作られるという意味なのかと解釈した。24時間営業、シギリヤ、たいして動かない木がぼんやり撮られていること、碗粿、いいなぁ。一番どきっとしたのは、名前なんてない人間と店が当たり前のようにあることだ。きっと旅に出るときには、自分の自分らしさが例えばどういうことなのか、わかっているといいんだ。肝心なことは、ぜんぶひとりで。と彼の声が言った。
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