さす池

スクリームのさす池のレビュー・感想・評価

スクリーム(2022年製作の映画)
3.0
(まず最初に書きたいことは、シドニーとゲイル、デューイが出てきたことに感動したから3.0をつけたいんだという勝手な意志。)
つまり他だけを考えると面白い映画ではなかった。4で打ち止めで良かったと思う。でもシドニーにもう一度会わせてくれてありがとう!


何が1番イヤって、犯人の片方があまりにも透け過ぎてる。
透け過ぎて「周りを疑おう」と思おうとしてる主人公が気づかないことに違和感が凄いし、『おいどんだけ相棒を気遣うんだよそれじゃバレるだろうがああ!!』と思いながら映画を観続けるのはなかなかの苛立ちが募る。
作中序盤に友達で集まって「これはスタブをリブートかリメイクしようとしてるんだ!」ってなぜか映画作品自体の説明をしてくれるが、このスクリームは新要素なく、過去作キャストを引っ張り出してきているだけ。第3幕で招待を明かして殺人パーティーを開催しようとするいわゆるスタブファン愉快犯オチだったが、凶器(包丁)たくさんある家の中で存命してる人が結構いるのに強気過ぎるでしょ。スタブもスクリームも毎度主人公に返り討ちにあってる作品だという意識は無いのか?

が、シドニーとゲイルがきてあっさりと「罠ね」と見破るシーンは良かった(ぐへへ
2人とも防弾チョッキとか着ないんですね。

きてくれるだけで安心感抜群のシドニー参戦からもなぜか犯人が優位なまま乱戦が続く。捕まえたらもうつべこべ言わずに殺した方がいいのに勿体ぶる犯人2人。※ここが2つ目にイヤだった。

あっ、ガスがつきました。読める、読めるぞ・・・!!

結果、ビリー幻覚の助けと犯人2人の長ったらしいお喋りのせいで無事成敗。
滅多刺しにより次は主人公が殺人衝動に駆られてスクリーム6とかやめてくれよという個人的な心配が芽生えた。
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