ムムッ。こんなに評価高くていいんでしょうか?
い い ん で す
いくら沖縄生まれとはいえ、ドキュメンタリーで川平慈英のこのテンションのナレーションってどうなのよ?
と思ったんだが、これが意外とよかった。
ドキュメンタリーだけど楽しかった。
ただあまり知識のない人が見ると彼のナレーションであまり事を重く受け止めなくなる負の要素も考えられるかと
ネタバレを言ってしまうが、実はこの作品、川平慈英の父親がインタビューに出てくる。
戦後、沖縄の民放ラジオの立ち上げに関わり、アナウンサーでもあった方。
以前久米宏ラジオなんですけど(ラジオ番組、1年前に終了)のゲストに出たこともあり、一応は存じ上げていた。
作品内ではナビゲーターの噺家が出てくるのだが元りんけんバンドの人。
サンマは沖縄庶民にはなじみのない魚だったこともあり、アメリカの統治下であった時代、本土から「輸入」する場合でも人気魚と違って関税の除外対象のはずだが、実はしれっとかけられていたことが判明。
そこでアメリカを訴える一人の女性が現れた。
米軍が最も恐れた男、その名はカメジローの瀬長亀次郎さんの話も出てきます。
サンマ裁判は導入部。沖縄本土復帰の歴史、復帰後も米軍基地が撤退しない背景
布令っていうのは要は安倍晋三がやらかした時の政権によって法解釈を変更するのと一緒。高等弁務官の一存でなんとでも出来てしまう
菅は官房長官時代から一貫して辺野古移設が唯一の解決策と主張し続けるが、それはなぜなのか、根拠を一切説明しない。
国民の大半が五輪開催に反対しても緊急事態宣言を発令するにも理由を一切説明しない。
本土に復帰して半世紀が経とうとするが上で好き勝手やってるのが米軍なのか日本政府なのかだけで構造的には何も変わっていないのが沖縄の現状