このレビューはネタバレを含みます
上映時間は長かったが、これは小野田少尉の任務の長さを表してるのだろう。
フィリピン人に「Over」と言われたり、親や日本団体が終戦を伝えに来たり、ラジオや新聞を置いて行ったりするも、全て罠だと考える。それは「死ぬ権利はない。どんなに長くなっても必ず迎えにくる」という上官の言葉と、洗脳に近い教育のため。
初めはたくさんいた部隊も4人、3人と減っていくが、死ぬ前に人として壊れていく。
「野生パンダ、小野田、雪男を見つける!」と世界中を旅している日本人の行動力が凄い。