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朝の波紋のhummingbirdのレビュー・感想・評価

朝の波紋(1952年製作の映画)
4.5
なんてすてきな映画! この監督の作品は、美術や風景がすごく好みで、この作品も竹垣のあるデコちゃん家、デコちゃんの働く小さいオフィス、良ちゃん様の働く大きなオフィス、良ちゃん様の部屋、ラストの道と、どの場面・美術も素晴らしくて感動する。

お話も気持ち良いし、良ちゃん様の初登場シーン、犬の盗んだ靴の持ち主を探す場面などは楽しい。

子供をかわいがり、さわやかで、大福を一口で食べる良ちゃん様はすてき過ぎて反則。良ちゃん様の出演作でも、かなりいい役ではないかな。出演者はすごく豪華で、いい人ばかり。

ただ、ペースはゆったりして、初見時にはやや長く感じた。

「没後十年記念 映画俳優 池部良」
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