朝の波紋の作品情報・感想・評価

朝の波紋1952年製作の映画)

製作国:

上映時間:104分

3.7

『朝の波紋』に投稿された感想・評価

IMAO

IMAOの感想・評価

4.0

「昔の洒落たハリウッド映画の方が、これこれの社会的悪習を告発すると称する映画よりも、当時のアメリカ社会について多くのことを教えてくれますよ」
これはフランソワ・トリュフォーの言葉だが、五所平之助の『…

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五所平之助っていい監督だなぁ❗
ちょっとハイテンションでおかしな人たちで明るく進め
希望に満ちた若い男女の出会いと結末。
岡田英次の悪役❓あぶらぎってよかった。
全く別件、輸出用のモール❗あー「悪魔…

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◎戦後7年 アメリカンなルックの丸の内OL物語

「叩けよ、さらば開かれん」
「懇々知己(コンコンチキ)」

東大卒で治安維持法で転向を強要された元プロレリアート作家、高見順が1952年に出版した『…

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Taul

Taulの感想・評価

3.0

『朝の波紋』(1952) 初鑑賞。高峰秀子特集 @シネ・ヌーヴォ。35mm 映像:普通/音声:やや悪い。

高見順の新聞連載小説を映画化。GHQ統治も終わる頃で、経済も復興した東京で働く男女のトレン…

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貿易会社でバリバリ働くBGのデコちゃんとライバル会社で働く池部良が不思議な出逢いを果たして。どう考えても画が持つ2人の爽やかなロマンス。凡ゆる場面に戦争の痕跡を記しながら新しい時代の幕開けを告げる元…

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高峰秀子(滝本篤子 三光商事
池部良(伊能田二平太 富士商事
岡田英次(梶五郎 三光商事
香川京子(シスター)
三宅邦子(賀川健一の母 加代)
沼田曜一(沼澤 二平太の後輩)
沢村契恵子(伊能田二平…

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抒情描写が巧みな五所平之助監督の翌年代表作「煙突が見える場所」に繋がる、池部良、高峰秀子のシリアスな青春映画の佳作。池部は、エリート商社マンだがおぼっちゃんのお人好し。高峰は、中小商社秘書で英語堪能…

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女性の社会進出描写として、かなり先駆けている

以前鑑賞した『その夜の冒険』(1948)と同じく、池部と、ディーン・フジオカ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、稲垣吾郎の近似性を再認識
うどん

うどんの感想・評価

4.3

お互い別の貿易会社で働く男女の出会い。

冒頭から英語で融資を依頼するデコちゃんカッコいい。反面、英語に弱く曜日を間違え契約をすっぽかす池部良のマイペースなキャラは新鮮。

基本言動が無神経な岡…

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