梅切らぬバカのゆうやんのネタバレレビュー・内容・結末

自閉症の息子を育ててますので、宣伝を見て見に行きました。映画よかったと言える人たちは幸せですね。私達障害児の親の立場から見ると辛かったです。でも見てよかった。
映画見て息子の入学式を思いだしました。小学校の入学式で普通級の子たち100人くらいみんなで記念写真撮ったあと息子たち支援級2人で写真撮りました。別扱いで、みんなで一緒はないんです。これが日本の現実なんだと思います。グループホームに反対する人、乗馬クラブの女性、障害と無縁に暮らしてる人にはこれが正論なんでしょう。息子はこれからこんな辛い中生きてかなきゃいけない。考えるだけで辛くなりました。
珠子さんは夫が植えた木を守って忠さんも父親と思って大切にしてる。夫は障害がある息子を置いて逃げたんだろうが忠さんの健気な気持ちが本当に辛い。いろんな悩みを聞く珠子さんこそ辛い思いをしながら生きてきた。一番泣いてきたはず。