加賀まりこの内縁の夫の息子さんが、自閉症だと知って鑑賞。
塚地さんの手の甲で顔を叩くところとか、グループホームで他ご利用者に詰められてるところの演技が細やかに演じられていると感じた。
私は自閉症者の家族ではなくて支援者だけど、"あるある"と思う場面が多々あって、もっと見ていたいと思う。
忠さんがぎっくり腰になった場面はなんだか笑えてしまって、忠さんにとっては笑い事ではないんだけど、そのギャップにさらに笑えてしまう。
忠さんはもうホームにいるのに、一人で食べるご飯にきっかり時間を待って食べ始めたり。
入所先から家に帰ってきた際も、おうむ返しでどこまでわかってるのかわからない言葉に勝手に救われた気持ちになったりね。
それにしても、説明会で乗馬クラブの方に「お互い様だろ」という珠子さんにはスカッとする思いだった。
わかっているけど割り切れない問題は、お互いに関わり合うことで成長したり、譲れる部分が出てくるはずだから、今後もこの街で有名人として、元気に暮らしていってほしい。