面白かった。田舎の人が言う“優しさ”がすごく嫌いな自分にとっては刺さりまくりだったし、それって本当に“友情”なのっていう仲間意識の欺瞞について描いていたのも良かった。
話としては寓話的なので、キャラがかなりデフォルメされていてそこが受け入れられるかどうかで賛否は分かれそうだけど、個人的には好きな映画だった。『あなたの番です』とかのキャラクターが大丈夫なら受け入れられると思う。
あと単純に藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介の3人の演技が素晴らしすぎてそれだけでも楽しかった。
ドヤ顔展開が読めた勢が多発する典型的な映画なので、映画の出来とは別なところで各レビューサイトの評価は低くなると思う。
だから結果がどうあれレビューサイトの点数は信じずに自分の目で確かめた方がいいかなと思う。