このレビューはネタバレを含みます
題材、役者はすごく良いのに、なんでこんな、ぼんやりした印象の作品になるんだろう。
作り、まず長い。上映時間30分は削っても良い。中盤から終盤あたりでダレる。
ノイズって不協和音は何を表すのか?閉鎖的ながらも一応の平和を保っていた島にあらわれた元犯罪者の事なのか?
それとも無理矢理なバランスで成立しているムラ社会そのものがノイズなのか?
原作ではくたびれたベテラン刑事が、ビシッとカッコ良くキメてずっとくちゃくちゃガム噛んでる、すごい場違いな悪目立ちしている永瀬正敏の刑事か。
余貴美子の村長も、途中から突然サイコさん感じ出したりと、唐突感が否めない。
結局この映画は何を描きたかったのか、ぼんやりして全然掴めない。
エンドロールで日テレ制作ってのがわかって、なんとなく納得。独断と偏見で申し訳ないですが。