すっかり見落としてた。
カレンギラン、、、例のMarvelのお騒がせヒーロー集団『ガーディアンズオブギャラクシー』の“ネビュラ”。
キャラクターの見た目上、いつも青と紫の顔面なもんで、そっちばかり観てたので、普通の素顔の方が違和感、、、この人、めちゃ綺麗なんだな。
若い頃に母親がやってた稼業、、、“殺し屋”。
母親と最後にダイナーで会ってから15年、彼女もまた母親の影を追って同じ稼業に。
しっかりと組織化、体系化されている裏の稼業。
色んなしがらみの中で依頼を受けて彼女を派遣。しかし、彼女がとある依頼でその依頼の範疇を超えたことで事態がややこしくなる。
殺す対象の娘が拉致されていて、撃った後にそれを知り、その娘を救うために人質交換に代打で向かう、、、。
それをキッカケに色んなしがらみから狙われることになり、裏でひっそり“殺し屋”どころの騒ぎではなくなっていく。
ちょいちょい“笑い”の要素があるのが良い。
“3バカ”と“病院”と“笑気ガス”のシーンとか、麻酔を打たれて両腕が不自由になるシーンとか、観ててこっちも釣られて笑っちゃうコメディ要素が良い。
“ネビュラ”、やっぱり基礎的な動きがキレッキレ。所々で魅せるアクション、“3バカ”とのボーリング場でのコンバットはなかなか見応えがあった、アイデアも良くて見入ってしまう。
自分の母親との思い出が重なり、“娘が誘拐されている”ことを放って置けずに首を突っ込んでしまったことで起こる騒動。
その果てに母親との再会もあるが、これもこれで思ってたような感動の再会でも何でもない展開がこの作品らしい。
ミシェルヨー含め、脇を固める“図書館員”達も骨太。
最後の図書館での大立ち回りは最高にホット。ミシェルヨー、ちょっとレベルの違いを見せつけてくるあたり、さすが。
この子供にヘッドホンさせてド派手でタフなアクションシーンをイカした感じにする演出はこの手の作品で結構観るけど、どの映画が起源なんだろう、、、気になる。
“女は強し”。
しっかりとそれぞれのキャラクターの個性がある。
ただの殺しの依頼を淡々とこなすところから、アイデンティティと大切なモノ、守るべきモノを見つける。
女性らしさと女性らしからぬハードボイルドさの混ざり合いが絶妙だった。
この図書館、病院、そして、ダイナー、何なのか。
そして、最後のダイナーのシーンはこの映画の象徴的なシーンとしてとても印象に残って良かった。
このスカジャン、めちゃ欲しい。
そして、カレンギランが最後に着てるピンクのTシャツ、何なの、ウケる。
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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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