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ガンパウダー・ミルクシェイクの0のレビュー・感想・評価

3.0
見せ方や、照明、小道具、色彩にとてもこだわりのある撮り方だった。だから、日本版のこのポスターは台無しだと思う。「シリアル」とか「マシュマロ」とかカタカナが目についたけど、スタッフの誰かの好みなのだろうか。

女性対男性のアクションシーンは、主人公のアクションは、そんなに違和感はなかったけど、図書館の3名については男性側が『投げ飛ばされてあげている』感じがちょっとした。「355」ほどではないけど。 3人とも高齢だし、ガリガリだし、相手をする男との個体差がすごい。基本的にガンアクションだから、アクションシーンについてはそんなにモヤモヤはしなかった。

女性対男性の構図が徹底していて、ファームのトップも理事も差し向けた3人の刺客も揃いも揃ってマヌケ。ラスボスも、自分でフェミニストを謳っていながらも、娘よりも同性の息子がとにかく大事。
男をひたすらアホに描いているが、女については、強く賢く描いており、極端だった。
それは、8歳9ヶ月の少女も同じ。たった一人の肉親を殺されて、血まみれの死体と対面しても、パニックも何も起こさない。わあわあ喚かないし、何もかも納得付くで聞き分けが良く、冷静で強く賢い。感情を外に出さずに内に押し殺している感じが辛かった。この辺は大人である作り手のエゴ、のような……

「ジョン・ウィック」シリーズを見て、ただ殺しまくるだけの映画に免疫ができてきたのか、最後まで視聴できた。

ガス吸って笑う3バカにつられて笑ってしまった。

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https://x.com/volumetonetone/status/1506899918350581765?s=46&t=i3sRPP-7apqZS05xcQ4F0Q
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