にっきい

ギャング・オブ・アメリカのにっきいのレビュー・感想・評価

ギャング・オブ・アメリカ(2021年製作の映画)
3.1
寝る時もバッチリ眉毛書いてるアナソフィア•ロブさん。

何故だか鑑賞予定に入れてた作品。
公開初週は観に行けず、2週目にやっと観れました。

マイヤー•ランスキーの生涯の話し。
実話を元にしたギャングの人生を記者に語ると言う形で進められるギャング物としてはよくあるやつ。
昔のギャングってオシャレなイメージですが、今作も会話がいちいちオシャレ。
自分の上着を女性の肩にかけ、
♂「コートが必要だな」
♀「買ってくれるの」
ポケットから札束を出し、
♂「毛皮を」
更に札を足して、
♂「ミンクの」
♀「残り(のお金)は?」
♂「2人の未来のために」
最後までオシャレ!
障害を持った息子との会話でも、
父「儲けた金で何をする?」
子「ママにコートを買ってあげる」
父「ママはたくさん持っている」
父「お前は何になりたい?」
子「お父さんのように」
父「オレのようにはなるな」
何でも出来るほど財をなしても、裏家業を歩んだ自分のようにはなって欲しくない親心。
アル•カポネの晩年を描いた『カポネ』でもそうだったけど、なんでFBIはギャングの隠し財産にこだわるんでしょうね。
仮に見つけてそのお金をどうしたいんや?
自分のものになる訳でも無いのに。
で今作の主人公の作家、途中見事にハニートラップにハマって、有無を言わさずFBIに協力させられるんだけど、普通はすぐランスキーに報告するやろ?
じゃないとランスキーに殺されるぞ?
そもそも取材の条件が、
他の人の書いた記事を信じない事。
自分が死ぬまでは見聞きした事はオフレコにする事。
約束を破ったらただでは済まない事。
なのに、書きかけ資料のある部屋に女性を招き入れるピロートークでベラベラ喋るってバカなの?

これ観るのに朝電車に乗っていた時の話し。
ボクが乗ってから数駅したところで隣に女性が座られたんです。チラッと見ると髪型やネイルは若そうな感じなんだけど服が年寄りっぽい。
しかも降りる時に帽子を被られたんですが、ロシアのおっさんが被るような毛皮っぽいやつ。
結局最後まで顔は見えなかったんですが、彼女は若いの?それとも…?




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年2月11日
鑑賞回:8:50〜10:55
劇場名:T・ジョイ京都
座席情報:シアター8 K-5
上映方式:2D 字幕
レーティング:R15+
上映時間:120分
備考:割引
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