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クレイヴン・ザ・ハンターのKAKIPのレビュー・感想・評価

クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)
2.7
記録用
J・Cチャンダー監督作品。

通称SSU(ソニースパイダーマンユニバース)の最新作!そして後日発表された最終作である!
まさかの打ち切り!
マダムウェブとモービウスも見ようかと思っていた矢先に!

クレイブンが誕生する物語でようやくシニスターシックスができるのに。
MCUでいつか変異体が登場するのかデップーにイジられて終わるのか。
今のMCUが馬鹿にするほどの作品ではないと思うのですが。

そもそも根本的な話として悪役を主人公という展開は難しいと感じた。
DCドラマのTHEペンギンがこの答えを見せてくれたわけだが主人公を良きものにしたい意図と最終的に闇堕ちしてしまう展開がどちらも中途半端になってしまい消化不良感が否めない。
毒親、家父長制への対立を軸に置いているのにも関わらずなぜ親父のコートを見に纏い椅子でドヤ顔しているのか理解できなかった。
原作のクレイブンのイメージを意識したことはわかるのだが行動原理がさっぱりわからない。
弟のカメレオンはなぜ闇堕ちしたかは筋が通っている分余計混乱する。

しかしクレイブンの野生児溢れる動物のようなアクションは勢いがあり面白い。
動物を愛する彼のキャラクターを表しているはずだ。
しかしクレイブンは狩りをする側で動物を殺す側だと思うのだが狩りをしたいのか保護したいのかブレブレだ。

ツッコミどころ満載だがこの先もやってくれれば好きになっていたかもしれない。
打ち切りなのが悔やまれます。
廃墟での後ろにピッタリ張り付き潜入は嫌いじゃないです。
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