KIMプラモスキー

殺人鬼から逃げる夜のKIMプラモスキーのレビュー・感想・評価

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)
3.9
韓国映画あるあるの警察が全く役に立たないパターン。
前半のハラハラ感が凄い。

脚本が上手くて、最初の勤務先での描写で主人公の持つタフな心が描かれることで、諦めずに立ち向かう姿に説得力が生まれる。
残忍な殺人鬼だが頭が良く、周囲にどう振る舞えば信用されるかをわかってる。
頼りになる人も正義感とエゴに挟まれる。

ひたすら逃げて、追いかける。
もっとバテたり、息上がる描写も欲しかったですが、緊張感が続くスピード感良かったです。

ラストの展開も良かった。
主役の人もお母さんも凄い演技で引き込まれました。









ただやりすぎで冷めたのも事実。
あそこ以外は飲み込めたのになぁ。

2021年83本目