このレビューはネタバレを含みます
ここ最近で1番ハラハラドキドキした。
耳が聞こえない主人公が殺人鬼から逃げる夜でした笑
2席前に手話で話してる方がいて、こういう事を演じるという事の重みを改めて感じました。
主人公はとてもまっすぐで優しく、心の強さも持つようなヒロインらしいヒロインで、顔も可愛いし、応援したくなる主人公でした。
耳が聞こえて言葉を話せていたら簡単に伝わる事が全く伝わらない、勘違いされる、なんならちょっと面倒だなとすら思われる。
僕らだって伝わらない事は悲しくてもどかしいのに、それよりもっと伝える事が難しいのに、僕らが聴く事を面倒くさがったら、どうしようもないなと思う。
刃物持ってるシーンは確かに怖いけど笑
彼女達の聞こえてる世界を、無音にして僕らに擬似体験させるようにしていて、とても不安になったし、これが常にというのは自分だったら怖いと思った。色々な危険が目で確認するまでわからないというのは怖い事だ。
音が鳴ったら光る電気やメーターなどの存在を初めて知った。
現実も、映画的にもその存在に助けられているんだなと思う。
来るぞ来るぞシャイニング
体力ありすぎ猛ダッシュな2人
強すぎお兄さん
ドジっ子サイコパス
こういう要素を笑って楽しめないと何これってなるのかもしれません。
観る人の考え方や価値観、許容とか知識、用は生きてきた中での蓄積によって映画は変わるのだなと改めてしみじみ思いました。