このレビューはネタバレを含みます
コミュニケーション不和による緊張感は序盤は効いてたんだけど、後半だるんだるん。無音演出も多用しすぎて後半だるんだるん。
登場人物の行動に必然性のないものばかりで「えぇ、、そうはならんやろ」祭り。なんか目を瞑れない程粗がすごかった。あえて細かく書いてみる。
まずなんで母親あそこで降ろすんかわからん。スーパーに用事があったってのが「お腹いっぱいだから、買い過ぎないでね」ってセリフでしかわからんから、まずなんで降ろされたかがわからん。ギリ分かったとしてもスーパーの前で降ろしたれや。んで駐車場遠い。スーパーの駐車場って距離か?そんなに待たすならやっぱりスーパーの前で降ろしとけ。あとなんか初めての駐車場って感じがする。いきつけじゃないんかい。
何もかもがあの坂道に収束させるための都合しか感じない。
ほんで母親はなんで筆談の用意もないん?不理解な人間の相手なんか日常茶飯事やろ。最近は携帯に喋らすとかできるし。
犯人もようわからんけど、なんで腹だけ刺していける思うたん?その子このあと3~4時間放置されてて結局助かるんだけど傷浅過ぎじゃない?その後の刺された妹さん隠すスピード尋常じゃなく早技で、争った後と血痕消して、妹さん車に放り込んで、ハイヒール忘れず回収するの上手くやりすぎじゃない?そのついでにもっかい刺しとけや。あと着替えてる暇あったらまず車隠せや。監視カメラあるとこにずっと停めとくの変やろ。
もう警察署のくだりは全部変。
とまぁ冒頭だけわぁわぁなりましたが、お母さん役の方が田中裕子さんに見えたのがすごくよかったです。
チェジュ島のくだりは一段と不必要でした。