このレビューはネタバレを含みます
韓国映画にハマったきっかけをくれた作品です。
一夜を104分に渡って描くことで、内容が深くなる監督の魅せ方。
聴覚障害を持ち、言葉が拙い主人公一家と連続殺人鬼による鬼ごっこ。
逃げる様はまるで兎のようで、とても可愛らしく、可哀想で…主人公役の女優の演技に脱帽しますよ。
さらに、殺人鬼役の顔がかっこよくてこれは、もう恋愛映画になるのでは…と期待してましたがそうはならず。
耳が聞こえないので、目で危険を察知するしかない主人公に遊び感覚で狩りをする殺人鬼。
ハラハラする展開てんこもりなので、目が離せませんよ。
そして、被害にあった女性を主人公が助けるシーンは勇敢そのもので、その女性の兄に見捨てられるシーンはとても加虐心そそられる演技でした。
長い長い夜が終わって、この鬼ごっこに勝つのは誰か…
見てくれよな!!