ももんがぁ

Born Dead - Die blutige Party des Dr. Mengele(原題)のももんがぁのレビュー・感想・評価

3.2
胎児がびよ〜ん。


ディスコから追い出されてもYo〜!Yo〜!音楽で踊りたいぜぇ〜。なポンコツ達5人はパリピッても怒られないパーティー会場探して近場の廃墟にやってきたぞ!

しかしその廃墟にはなんか黒魔術の儀式っぽい跡があったりとなんだか曰く付きの廃墟っぽいよ?

んでも俺たちのグルーヴは誰にも止められねぇ!って構わず廃墟でチェケラー。
酒に音楽に、放屁で舞ったコカインをキメたりと完全にパーチーを満喫。

しかし地下室で誤って参加者の1人が怪我をして血を流したらば、眠っていたマッドサイエンティストのドクター・メンゲレとナチゾンビどもが蘇ったぞ〜。


しかしゾンビより何よりコイツらパリピってるくせに踊るの下手じゃね?

実はこのパリピ供は基本腕上下に振りながら軽くステップ踏むくらいが関の山なエセパリピだったからとんでもないね!(そこじゃ無い)

果たしてエセパリピと蘇ったナチゾンビとの戦いの結末や如何に?


今作は2018年に設立されたスタジオ『Medienküche』による初映画という事でドイツの新進気鋭の新人ジャーマンゴア監督オラフ・ザネッティとサイモン・スパッチマンの初の商業作品でもあります。

ストーリーはよくあるポンコツゾンビものですが、やはりそこはゴア大国ドイツ。短編でもしっかりと人体破壊の限りを尽くしてくれます。

目ん玉破壊、顔面破壊に顔面皮剥ぎ、顎は砕かれ、ろっ骨は砕かれ取り出した心臓ムシャムシャ、赤ちゃんもびよ〜んと飛び出てムシャムシャと、とにかくよく食べるのであります!


しかし特殊造形はすごくいいのだけど低予算だからVFXがかなり低レベルで所々飛び出る血がCGなのが頂けない。
血が飛び出るポンコツCGのせいでそのゴア自体に魅力が半減しちゃうのが本当勿体ない。

両監督は今作の成功で次回作や続編も結構作っているみたいだね!
まだまだ弱小スタジオだからか基本短編映画しか撮ってないみたいなんで皆んなもDVDを買って是非貢献しよう!

今なら新作の『Backwood Carnage』はシリアルナンバー入りだ!
ももんがぁ

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