ローマの同じアパートに住む3家族に起きたある日の出来事をきっかけとした話。
原作は「三階-あの日テルアビブのアパートで起きたこと」で未読。
3階に住むのは交通事故を起こした男とその両親の裁判官夫婦。
2階に住むのは夫が長期出張中に出産し、一人で子育てをする精神的に不安定な女性。
1階は隣人の老夫婦に幼い女の子を預けた事から起きたトラブルの疑念に苛まれる夫婦。
と、もう設定からして面白いのは確実でしょ👍って感じだったのですが、3組の家族の話が個別に展開されていく10年という年月のストーリーを名匠モレッティ監督が見事な深層心理ドラマに仕立ててくれてます。
内容そのものが好みだったと言うのもありますが、非常に面白かったです。久しぶりに映画としての面白さを実感出来た作品でした🙆🏼♂️
3エピソードとも良かったけど、おいおい、そっちに行くのかよって感じで特に1階のエピソードが好みかな😅
今日はアルバ・ロルヴァケルさん祭りでした。
2作とも少し病んでる系の役柄でしたが、このテのメンヘラ系はさすがの一言でどちらもお見事でした。
特別選んでるわけでは無いけど、自分の観るイタリア映画には彼女が出演してる事がかなり高確率🥰
原作も読んでみたいけど単行本しか出てないのですね😥