このレビューはネタバレを含みます
はじめの爆発音から既に心地良かった。
頭に響くというよりは体の奥底に響く振動。とても心地よい時間を過ごせた。
固定された画面の中や、そこから発する微細な音に全神経を集中して待つ心地よさ。画面もよく見ると小さい虫や鳥たち等、実は視覚情報が溢れてる。沈黙と感じる小さな音からクラクションまでも同じ…。
なんだか言い表せないけど気持ち良い。
集中しない集中力、もしくはぼーっとしてるけど頭の中心は酷く覚醒してる感じ。
主人公の音の表現の言葉での説明のごとく、この映画で味わった感覚を言葉で説明するのって難しいね。