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パリ13区のsnatchのレビュー・感想・評価

パリ13区(2021年製作の映画)
3.5
『チタン』と比べると、ナマな感じ
惚れ惚れする冒頭のコンクリート建物風景…その中で繰り広げられる生々しい若い素直な感情と欲情
今、目の前しか見えない毎日。家族なんて二の次。若い3人の生きている今を切りとっている。以下、少し中身に触れています。







台湾系フランス人エミリーは好みとかはない。セックスが一番早く相手に飛び込める方法だと思っている。そこから、歓喜したり泣きだしたり怒ったり、愛し始めたり。

国語の教師カミーユは、好みならすぐに付き合いセックスするが、隣にいる相手の今や過去 未来には入っていかない。今はそんなものか…その関係は自然に消えていく。

一方、PCで関係を深めていくノラ。画面越しのアンバーとゆっくりと共感し、痛みをキャッチして二人の間のスクリーンが無くなっていく、生身のあなたに会いたい☜同時にエミリーのマッチングアプリも出てくるから面白い!😆

さて、女と男は、女と女は、男と男もどうなっていくのでしょうか🙄
❗️70歳なんだ😳ジャック・オディアール監督✨…たぶんこれは、どんな形であれ、人とじゃんじゃん出会え触れて触れて語り明かせと…そんなふうに言っているのでは…と私は思いました🇫🇷
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