どらみ

わたしは最悪。のどらみのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
4.5
才能に恵まれ優秀なのに
何者にもなり得ないまま30を迎えつつあるユリア
彼女が奔放に正直に
失敗し迷い悩みながら
夢と現実の折り合いをつける
スリリングでロマンチックで疾走感溢れる自分探しの日々

全ての人の人生の選択を肯定する
ポジな物語に興奮した
音楽も心地好い
大好きで爽快な作品

アフタートーク
ゲスト 中井圭
進行 立田敦子

極めて現代的
あるべき成長を物語が要求しない
30歳の女性を作品がジャッジしない
やり取りのリアルさ親密さの設計が”わたし達はおとな”に通じる
(私も今日地元シネコンで観てきたので同感!!)

世界の停止、ドラッグトリップ等編集も見事
今年、BEST級の作品!
どらみ

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