幸せってなんだろう?と考えを巡らせてくれる作品。
地に足がつかず出会ったものを受け入れ自分の生活をコロコロとかえてく主人公の人生を描いています。
「わたしは最悪。」という邦題ですが、私はそれほど最悪だとは思わず、むしろ羨ましくも思いました。
行動力と無鉄砲さに憧れ、失敗してく姿に同情し、悩みに共感すらできます。
痛々しさを感じてしまう主人公だけど、正しく生きることが本当の幸せなのか、結婚し家庭をもつことが幸せなのか。
世の中にある幸せの定義が、彼女のフィルターを通るとわからなくなってくる感覚をうけます。
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