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わたしは最悪。のakiのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
4.1
『わたしは最悪』鑑賞。非常に現代性の高い映画でした。出産も恋愛も仕事も自分が主役となって決定していくべきです。しかし、未だそれを許されない風潮は存在する。どれだけ社会的な倫理に反する決定でもそれが「最悪」と思わない社会が来ることを願います。新しい想像力を持った映画でした。
ただ、観ているとノイズに感じる所もありました。しかし、それは僕の感性が足りないのか前時代的な価値観に僕が束縛されているからなのか、男性だからなのか、彼女のように生きれなかった嫉妬からなのか…と悩みました。ノイズに感じた所こそ僕が向き合わないといけない問題が隠れているのでしょう。
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