「わたしは最悪。」
ヨアキム・トリアーによる、オスロ三部作の最終作として位置付けられている本作。
ノルウェーの首都オスロ、その移り変わりを描く、長編第一作の「リプライズ」、そして「オスロ、8月31日」と続く。
タイトルの通り最悪とも言えなくないが、30歳にしては迷走してなくもないが、だいたいこんなもんではという見方もできたり、全てではないにしろ、自由奔放でよくってそういう時もあると肯定したい気持ちもある。
最初はなかなか作品に浸りにくいものの、アンニュイな雰囲気が徐々に居心地よくなってきて、不思議な剥き出し感がくせになる。
いずれにしても、映画は最高!
オスロ三部作の前ニ作もみたくなる!
カンヌ国際映画祭女優賞。