yukko846

わたしは最悪。のyukko846のレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
4.2
トリアー甥っ子の監督作。
これは大好き。こんな題材でこんな作品作れるなんてほんとに天才だと思う。主人公ユリアが自分と正反対だから行動がことごとく予想を裏切ってたなのに、悩んだり不安定になるポイントは、すごく共感、よくわかる。感情的になって口げんかで言いすぎちゃう感じとか、あるあるすぎて観ててちょっと恥ずかしかった。
全体的に画がキレイというか、薄暮の中にユリアがドレス着てる横顔や、パーティでアイヴィンとタバコの煙食べあってるシーンがキレイで、心に残る。
最後のシーン見ながら、手に入らないものってあるんだよねぇ、と。そういうメッセージではないんだろうけど。サブタイトルにあった「人生は選択ーー時々、運命」。確かに、ほんとそうだな。

邦題の悪って漢字、よく見ると下半分が反転してる。どういう意図?
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