全然思ったように行かない旅。でもその想定外のところに人生の味わいとか愛しさが詰まってるんですね。文明が30年くらい昔のものに思えたのだけど西暦何年の設定なのだろう。現代なのか?ロシアの現代はこうなのか?
旅をしている気持ちになれる撮り方だった。手ぶれで彼女を追いかける。部屋せまー。不快さもあたたかさもダイレクト。
監督によると
これ以上行けない行き止まりの地ではもう自分を受け入れるしかない/リョーハは本来の親切さをロシアの男らしさの裏に隠している/人は部分的に触れあっている(マリリン・モンロー)/新しい出会いはやり直しのきっかけになる
らしい