あいばー

コンパートメントNo.6のあいばーのレビュー・感想・評価

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)
3.8

モスクワに留学中のフィンランド人・ラウラ。パートナーのイリーナとペトログリフを見に旅行する予定だったが、イリーナにドタキャンされて一人旅に。
道中の寝台列車で同室になったロシア人労働者のリョーハ。第一印象はガラが悪く最悪だったが、次第にリョーハの自分に素直に行動する姿を見て惹かれていく。

前半はずっとしかめっ面だったラウラが、最後の方には笑顔になるのが印象的。
リョーハの最後の手紙がいい。“ハイスタ・ヴィットゥ”の言葉の意味は、ずっと知らないままなのかな。
きっと2人にとって良い思い出として、ふとした瞬間に思い出すんだろうなぁ。

劇中で流れていたデザイアレスの『Voyage Voyage』が耳に残る。
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