あいばーさんの映画レビュー・感想・評価

あいばー

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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.4


中国激動の歴史と京劇の変遷に翻弄されてきた程蝶衣と段小樓。
王と姫を演じてきた2人の関係が、小樓が女郎だった菊仙と結婚したことによって変わっていく。
蝶衣と菊仙はそれぞれ相手に敵意をみせる。

前半
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9


大人が気づかない子供の世界。

子どもゆえの
純粋な好奇心、
他人の痛みに対する鈍感さ、
力の加減がわからない、
それによってエスカレートする力。
それぞれ寂しさを抱える子供たちが呼応する。

北欧
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.8


有名大学を卒業し、映画プロデューサーを目指すジェーン。高い競争率をくぐり抜け、有名エンターテインメント企業の会長のアシスタントとして就職して2ヶ月弱。
彼女のオフィスでの1日がひたすら映し出される。
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0


貴船神社前の旅館が舞台。短い2分間のタイムループが何回も続く。きっかり2分で元居た場所に戻ってしまう。でも記憶は戻らないので、人間関係は続いていく。

ループが続く中で、従業員とお客様が団結したり、
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

4.1


ペトロールブルーの生地にゴールドの糸で仕立てられるカフタンドレス。
ペトロールブルーの色合いが個人的にもスキなので、最初のシーンから魅入る。

仕立て屋を営むハリムとミナ夫婦。そこにユーセフが職人と
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8


離れて暮らす父カラムと娘ソフィのバカンス。
一見楽しそうだけど、カラムの不安定で不穏な様子が見て取れる。

ソフィの時折見せる大人びた表情が印象的。無邪気に楽しんでいるかと思えば、年上のティーンを気
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波紋(2023年製作の映画)

3.9


主要キャスト全員実力派。

夫が東日本大震災後に、要介護の実父を置いて失踪。その後、息子も九州の大学に進学して家を出る。
夫の父も半年前に亡くなり、現在は1人静かに暮らす依子。スーパーのパートを勤め
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.6


2回目の鑑賞。
今回はスクリーンで観ることができて感無量。

紫禁城の栄枯盛衰、愛新覚羅溥儀の時代に翻弄されてきた人生。

溥儀は幼き頃に皇帝に即位する。一番甘えたいときなのに母親とほとんど会えず、
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幻滅(2021年製作の映画)

3.9


舞台は19世紀前半。文豪バルザックの『人間喜劇』の一編を映画化した本作。

愛と芸術に理想を抱いて、田舎からパリにやってきた美しき青年のリュシアン。貴族夫人・ルイーズと駆け落ち同然でやってきたが、貴
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0


前作同様、ほとんどPCやスマホの画面上で話が進む。二転三転する展開はテンポ良く飽きさせない。いくつも散りばめられた伏線も見事に回収される。

彼氏とコロンビア旅行にいき行方不明になった母を探す娘ジュ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0


次に違反をしたら、免停をくらうことになるタクシー運転手のシャルル。どうやらお金にも困っているようで、あんまり余裕がない様子。
そんなシャルルが、お客として施設に入ることになったマドレーヌを乗せること
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.8


ちさと&まひろコンビが帰ってきた!!
2人のポジションを奪おうと現れた、下請け殺し屋アルバイトのゆうり・まこと兄弟。このコンビも良かったけど…
でも田坂&宮内コンビが推し!田坂のツンデレめんどくさい
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.9


新しい妻と産まれたばかりの子供と幸せな生活を送っていた弁護士のピーター。元妻から、心の病を抱える息子のニコラスがピーターと暮らしたいと言っている、と連絡がくる。

ピーターはニコラスのことを思って行
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9


余命宣告を受けたウィリアムズ。役所勤めで淡々と業務をこなし、部下にはMr.ゾンビとあだ名を付けられていた。
余命宣告を受けた後、今まで役所内でたらい回しになっていた公園整備の仕事に着手することになる
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バンバン!(2014年製作の映画)

3.9


オリジナルは未見。
主演は『人生は二度とない』のリティク・ローシャン&カトリーナ・カイフ。

アクション、カーチェイス、歌にダンスとてんこ盛りだった。
さらに主役は濃い系美男美女。まさにこの2人のた
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Winny(2023年製作の映画)

4.0


2ちゃんねるに公開された革新的ソフトの「Winny」。瞬く間に流通し、次第に違法アップロードやウィルスによるデータの流出などが問題となってくる。
そんな中、Winnyの開発者の金子勇氏が著作権法違反
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0


巨匠・スティーブン・スピルバーグの幼少期から青年期のお話。

初めてスクリーンで観た列車の激突の衝撃
妹や友人たちとの撮影
理論派の父と芸術肌の母
両親との葛藤
大伯父との出会い
家族と芸術の板挟み
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8


モスクワに留学中のフィンランド人・ラウラ。パートナーのイリーナとペトログリフを見に旅行する予定だったが、イリーナにドタキャンされて一人旅に。
道中の寝台列車で同室になったロシア人労働者のリョーハ。第
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茶飲友達(2022年製作の映画)

3.9


「茶飲友達、募集」
という新聞広告を掲載し、高齢者向けの売春を斡旋するマナ。

マナは、孤独な老人を救いたい、ファミリーを作りたいと思い運営している。
「正しいことが幸せとは限らない。」と何度か言葉
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.8


舞台は廃校により校舎が取り壊されることになっている高校。卒業式までの2日間を、4人の女子生徒を中心に描かれた群像劇。

卒業式の日に、もっと話しておけばよかったねって気持ちはよくわかる。
「地獄のア
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

4.1


9.11後に被害者と遺族を救済するために、政府が補償基金プログラムを立ち上げた。その特別管理人を担うことになった弁護士のファインバーグ。訴訟による経済的打撃を回避するためにも、80%以上の申請を目標
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9


原作は未読。
ジャズの知識はほぼゼロ。

ライブのシーンは、映画を観ているということを忘れて聞き入ってしまった。
やはり劇場で鑑賞して良かった。

ストーリーは王道。だが、後半のユキノリの変化がスト
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0


ある日突然鏡の中に吸い込まれ、謎のお城に集められた7人の中学生。
そのお城で鍵を見つけた者は、願いを1つ叶えてもらえるという。
集まっていくうちに交流が増え、みんなの背景や共通点がうっすらとわかって
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5


中学生のときバスケ部だった。
アニメはほとんど見ていない。
単行本は何回も読んでいて、毎回同じところで泣く。
でもガチなファンまではいかない。
映画公開前は観るか未定だったけど、公開後あまりの評判の
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.8


脳卒中で倒れて身体の自由がきかなくなり、人生を終える手伝いをしてほしいと娘・エマニュエルに頼む父・アンドレ。

自分が親に安楽死したいと言われたらどう感じるだろうか。ありがたいことに親はまだ元気なの
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5


夫の死を目撃し、イギリスの田舎町に静養にきたハーパー。
ハーパーがトンネルに行って、名前をこだまするところまでは情景もキレイで清々しかったのに…
人影が見えてトンネルから引き返すところから、反転し不
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.0


実話を基にしたお話。
ナチスに捕まったユダヤ人のジル。
殺される寸前で咄嗟にペルシャ人だと嘘をつき、命拾いする。
たまたまペルシャ語を習いたかったコッホ大尉に、ペルシャ語を教えることになってしまう。
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.2


窓拭き清掃員のジョンは、4歳の息子マイケルを育てるシングルファザー。
不治の病にかかり、余命はあとわずか。残される息子のために里親を探していく。

ジョンは息子には自分のような子供時代は送ってほしく
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8


昨日までパブで仲良く一緒に過ごしていたコルムとパードリック。ところがコルムが突然、パードリックに絶縁宣言をする。さらにコルムは、これ以上関わるようであれば自分の指を切り落とすと脅してくる。
おじさん
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幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

4.0


『大恋愛』と併映された短編。
ある夫婦の結婚記念日。
夫はプレゼントなどを買い、家路を急ぐ。妻は家でごちそうの準備をして、夫の帰りを待っている。

短い時間でわかりやすく笑わせられた。

もしも私が
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大恋愛(1969年製作の映画)

3.7


新しく入ってきた若い秘書に心奪われて、右往左往する既婚男の滑稽さ。

妄想と現実がなめらかに入り乱れる。走るベッドのシーンは名シーン。
アニエスがお人形のようにスタイルが良くてかわいい。

人間の行
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0


加害者個人の問題だけではなく、システムへの問題提起。示談に持ち込んで金を払い、証拠は取り上げ、秘密保持契約を結んで口を閉ざす。
録音音声を聞く限りでも、女性はハッキリ断っているのに、執拗に迫り脅して
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.1


密室の飛行機でバイオテロ発生。
もう最初からこの人ヤバイ奴だーってわかる。
機内の乗客の絶望と希望の波が激しい。

昔と姿の変わらないイ・ビョンホンと、安定のソン・ガンホ。
機内での出来事と、地上で
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.9


男3人と女1人の40年に渡る恋と友情の物語。ポスターは恋愛寄りなイメージだったけれど、どちらかというと友情ものだった。
とってもベタで分かりやすいストーリーだけど、展開も早いので最後まで飽きずに観る
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絶好調(1965年製作の映画)

3.8


『健康でさえあれば』と併映された短編。

先駆けソロキャンプ。
前半は男性の行動に笑わせられる。
ところが、有刺鉄線に囲まれて管理されているキャンプ場に移動を促されて…。
その中で、人々は外の人たち
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健康でさえあれば(1966年製作の映画)

4.0


初ピエール・エテックス作品。
ジャケ写とフレンチコメディというのに惹かれて鑑賞。
4編からなるオムニバス形式の短編集。

60年以上前の作品なのに、今でも通じるテーマとちょっとの皮肉。

映画館でみ
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