粗雑な2人のビフォア・サンライズ！ベストラストシーン・オブ・ラストシーン！
旅の思い出って結局人との出会いだよなぁとしみじみ。
青春×18と時代は近い（？）のかもしれないけど圧倒的にこちらの方がリアリティがある。考えてみたらバックパッカーがメイクばっちりなのはおかしな話で…（清原果耶さんは好きなだけども）
主人公のラウラ、ルックはだらしないですがすごい魅力的でした。
列車の居心地の悪さやロシアのピリッとした寒い空気が伝わってくる撮影も良かったです。旅の空気感を損なわないよう劇伴もほとんど無く、容赦でステレオから流れる音楽が効果的でした。すごい丁寧な作り。カウリスマキと比較されるのも納得。
なるほどカンヌグランプリということで好みが分かれそうですが私は大好きです。リョーハ良い奴だなぁ…
