名探偵コナン ベイカー街の亡霊のまびのネタバレレビュー・内容・結末

初視聴。「バーチャル空間」というステージのおかげで他のコナン映画とは一線を画したスリルが味わえます。学校教育の限界や自殺など当時の問題をチャレンジングに取り上げている点も評価。
子どもを失った親の叫びのひとつひとつでかなりメンタルダメージを食らったので子どもがかわいそうな目に合うのが苦手な人にはおすすめしません。
しかしながらツッコミ所もたくさん有って、以下視聴時のメモ「樫村ルームって何だ・・・」「こんなやべーもんに入ったほうが悪い」「(５感や痛覚をコントロールできると聞いて)この危機感の無さは殺されてもしょうがない」「こんなやべーもんどんな違法工場で作ったんだよ・・・」「もうやすひろもたくやもえりなも家から出すな」
おっと、と思ったのは、犯人のメンタルがめちゃくちゃ弱いな！？という部分です。自分が大昔の犯罪者の子孫だったからってそんな思い詰めることあるか・・・！？という点はまったく共感が出来ず、ちょっと拍子抜けでした。
ひとつだけ残念だったのは、クソガキ一味の中で諸星くんだけが成長の機会を得られなかったことです。他の子たちだけちょっと大人になってしまって、そのあと気まずくなったりしなかっただろうか・・・。