バッファロー69

TANG タングのバッファロー69のレビュー・感想・評価

TANG タング(2022年製作の映画)
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子供にリクエストされ連れて行ったがこれはすごい、まさにテキトーなやっつけテレビ映画
各家庭に1台召使いロボがいる近未来らしいのだが、基本的に画面上の近未来描写はテレビやスマホ等のディスプレイが半透過になっている事のみで後は全く現在と変わらない
主人公は無職のダメ人間で妻に愛想を尽かされて、という設定だが詳細は忘れたし調べる気にもならないが妻もなんらかのエリート的立場だし、夫は無職というものの医師免許を持っている?らしくなんらかの理由で医師になる一歩を踏み出せないという話で僻み根性かつ底辺職の私には全く感情移入出来ない、させない話作りになっている
後はしょーもなさすぎてほぼ覚えていないがポスターの絵が表す通り、凡百の似非ハートウォーミング的展開でハッピーエンドで終わるはず
武田鉄矢が開き直るシーンで稲川淳二みたいな顔をするのが唯一の見どころだが、武田鉄矢が嫌いなのでプラマイゼロ
私の想像する「邦画」のクオリティを地で行く作品
こういう話をすると作品と二ノ宮君を混同したファンに批判されるかもしれないが、問題はこんな駄作を作りそれに二ノ宮君出しときゃそれなりの金にになる、と考えている制作サイドで、しかもその態度によって観客に不毛な対立をさせるのである
二ノ宮君がいなければ興行として成り立たない作品をしっかりと成り立たせる二ノ宮君はすごい
フィルマークスにマイナススコアを実装してほしくなる作品