愛野弾丸

崖上のスパイの愛野弾丸のレビュー・感想・評価

崖上のスパイ(2021年製作の映画)
3.0
今年の春頃に覚えたチャン・イーモウ監督を。
「HERO(2002)」
「サンザシの樹の下で(2010)」
「ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020)」
そして本作(2021)と、見るたびに毛色の異なる監督。

内容はスパイを描いたサスペンスもの。
タイトルの崖上(英題では「崖を歩く者」)は、
一歩間違えれば死と隣り合わせの意味か。

中国領を日本に占領されて作られた満州国へ、
任務で乗り込んだ中国共産党員のスパイたちが主役。
そのスパイを暴き捕らえようとする特務組織が敵役。

誰が誰で、どっちがどっちか。
とくに男性陣が区別つかなくて苦戦した。
スパイに、逆スパイとかもう余計にわけわからん。
おまけに騙し合いや謀略のせめぎ合いなので難しい。
日本人的には悪役視点なのも拍車か。

一触即発のスリリングなスパイものとしてはおもしろかった。
愛野弾丸

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