シカゴ国際映画祭Summer Screening にて。

父親の過剰な期待をかけられた息子のプレッシャーとそこからの解放の話。

主人公ティモは元体操選手の父の指導の下、世界チャンピオンを狙える選手に育った。

父子の絆は師弟関係となり、ティモに大きなプレッシャーとしてのしかかる。
これ実際にアスリートで似たような境遇の人いそう。

お父さんは自分が叶えられなかった夢を息子に託しているんだろう。
この関係がうまくいく、もしくは成功すれば華々しい親子コンビとして世界に報道されるんだろう。

その裏には抑圧された様々な思いがあって。トレーナーがあんなキレイなお姉さんだったらそりゃ年頃の男の子ドキドキしちゃうわな。

ひたすら父の期待に応えるために黙々とトレーニングした先にあるのは栄光であってほしいが…。

この映画は最後にどーんとクライマックスがきて感動するスポーツドラマではなかった。

とにかく重圧から解放されるかどうか、ティモは自分の思い描いた一歩を踏み出せるのか、そのあたりの話だったと思う。

お疲れさまでしたと言いたくなるね…

• #アスリート+スポーツ関連映画_みむさん