とあるカリスマアパレルメーカー「CCC」が、誰にでもフィットする新作ジーンズ「スーパー・シェイパーズ」を開発した。
発売前夜、従業員たちがキャンペーンの準備に追われていると、ジーンズが勝手に動き出し彼らを襲い始める。
ジーンズは様々な手法で人間たちを血祭りにあげていく。
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」（2021年10月29日～11月11日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか）上映作品。
ジーンズが、従業員の体を締め上げ殺害していくスラッシャー描写ははっきり言ってB級ホラーそのもの。
ただユニクロのようなカリスマアパレルメイカー「CCC」に勤める従業員の「流行りの服を社割で買いたい」「流行りのオシャレな職場で働きたい」とオシャレな自分気取りたい俗物ぶりややりがい搾取や熾烈な昇進争いや製品を作る工場などの劣悪な労働環境や搾取を、巧みに社会風刺が散りばめられていて、面白みを増していたB級スラッシャーホラー映画。
