このレビューはネタバレを含みます
★3.7 タイトル通りローラとふたりの兄。
いつも顔を合わせれば口喧嘩が始まる兄ふたりと、それをなだめるローラ。そんな彼らだが、月命日には父母の墓を三人一緒に訪れる。
彼らがそれぞれに人生の転機を迎え思い悩む姿を描き、それでも近くには兄弟がいて支えてくれる。
喧嘩ばかりの長兄と次兄だが、失業した弟に、兄にもっと相談して、頼りなさいと言う場面。当たり前なのだけれど愛を感じて感動した。
普段苦手とするフランス映画だったが、この映画に関しては笑いのツボも合っていて見ていてストレスなく楽しめた。
家族だから言えないこと、多種多様な家族のかたちが垣間見えた。