える

健太郎さんのえるのネタバレレビュー・内容・結末

健太郎さん(2019年製作の映画)
1.3

このレビューはネタバレを含みます

なんか僕の観測範囲内で密かに話題になっていたので観た

結論から言うと僕好みのくそつまんねぇB級邦画

奇しくもギルティを観た後だったので、あちらは狭い部屋の中だけで物語が展開していく系、こちらも基本家のリビング(+数部屋と道路)で展開していく系だったので余計にレベルの低さが際立った。

はっきり言って、脚本、演出、画、演技、どれを取っても最低な意味で一級品で隙がなく、どんなド素人が撮ってるんだろうと思ったら本当に大学生の素人が撮っていたでござるの巻。

この映画について何か語ろうと思って印象的なシーンを思い出そうとしたけど、特に味わいのあるシーンもなく、無味無臭だった。40分空を眺めていたのと一緒。いや、40分空を見上げる方がまだ有意義だった。

とは言ったもののひとつ思い出した。途中でなんかいかにもチープなオリジナルキャラクターを見せるだけで本筋と全く無関係のアニメが流れるんだけど、これがもう共感性羞恥のアイアンメイデンで、脳内アメリカ人が「これだからジャップオタク君はさぁ…」と話しかけてくる幻聴が聞こえた。例えるなら、現代アートの絵画展の中にプリキュアの塗り絵が混じっているような異質感。モード学園の卒業制作でもそんなことにはならない。寒い身内ノリを全世界に発信するな。

総じてクソ映画。
える

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