おりこ

セルビア・クライシス/セルビア・クライシス~1914バルカン半島の危機~のおりこのレビュー・感想・評価

3.8
第一次世界大戦をセルビア側から。これ、オーストリアの皇太子が、サラエボ訪問中に、ボスニア系セルビア人に暗殺されたの(サラエボ事件)がきっかけなのだけど、上記文に4つも国が入ってて正直最初わけわかんないよね…。この事件以前にも色々いざこざがあったみたいだけども色んな国が入り乱れて簡単には理解無理ですー。

ちなみに序盤でセルビア人一家を惨殺した青い軍服兵はオーストリア=ハンガリー帝国軍。かかげてた国旗をググって分かったけど、かかげてなかったら詰んでた。何故なら、セルビア兵がこの青色軍服兵に対しドイツ野郎!って言ってるから…はい、混乱です。なんでドイツ?ドイツもう参戦してきた?ドイツ兵はこんな軍服だったっけ?砲兵の母への手紙で「コルバラ」と書いてたのでググったら、「コルバラの戦い」があり、セルビアVSオーストリア・ハンガリー帝国だった。ドイツじゃない。混乱が広がる私w 視聴中にググりまくったら、オーストリア・ハンガリー帝国は他民族国家で支配階級がドイツ人だったというので、無理やりあぁそれで…と納得したがそれでいいのか。

戦いは序盤で終了するので戦争映画にしては全体的に展開は地味。後は撤退のために冬山越え…皆さんのレビューの通りプチ八甲田山…。しかも国王も山越してる。すっご。国を、国民を愛した王だったようで。あの砲兵も子供も実在人物でびっくりですわ。。
で、ジャケットの戦闘機は劇中一機も登場してないがどっからきた?

GEO、新作のロシア製作の対ナチ戦争映画あって今まで借りてたけど、ウクライナが平和になるまでロシア製作ものは見ないことにした。今ロシアがやってる事を思うと興ざめする。
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