名画座での初日公開にて鑑賞。フリーパスを持っているであろうご年配の方が席の大半を占めていた。
そこにかつてあった存在をひたすら"不在"という状態から香らせる映画だったんだけど、どういう気持ちで観たのかな、、年配の方だからといってコンテキストを共有していないなどと決め付けたくはないんだけど(というか年齢関係なく共有できていない人はいるだろう)、ある程度のコンテキストが共有されていないと前景化されてしまうようなマイノリティ性（念のためわざわざ書くとすると、主人公のパートナーは女性である）を内包した作品だったので、ちょっと不安になった。
